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【痛みの生理学】しびれ、麻痺の違いと発痛物質の種類を山根悟が解説

「カイロプラクティックの養成校に数百万と支払ったのに、なかなか技術が身に付かない」

「カイロプラクティックを学びたいけれど、誰から教えてもらったらいいのかわからない」

今回のブログでは、カイロプラクティックを学ぶために今まで数百円投資してきたにも関わらずまったく技術が身に付いていないあなたのために記事を書いています。

カイロプラクティックは誰に学ぶべきかが重要

答えから言いますと、現役のD.C.(今現在も臨床に出ている先生)から学んだ方がいいです。当セミナー主宰の山根悟D.C.は30年以上もカイロプラクティックの業界を牽引してきた権威ある先生でもあり、鍼灸あんまマッサージ師でもあります。

日本では、カイロプラクティックという技術は民間療法として扱われています。簡単にいうと、国家資格ではないので無資格扱いということ。

ただし、アメリカでは米国政府認定のD.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)という称号を手にいれると、医者と同様の扱いとなります。

日本ではカイロプラクターを増やすために、養成校が沢山存在します。専門学校のようなもので、年間数百円する養成校が普通なのです。

しかし、そんなにも投資をしたのに技術が身に付かない…どうしてでしょうか?

カイロプラクティックは技術を習得するのが難しい

特にカイロプラクティックの技術で苦戦するのが、マニュピレーション(アジャスト・矯正)です。

カイロプラクティックというと、アジャスト(矯正)をイメージしませんか?実は、カイロプラクティック=アジャストではありません。

しかし、アジャストが出来ないと技術が身に付いていないと実感するのではないでしょうか?特に頚部のアジャスト(サービカルブレイク)は椎骨動脈の関係もあり、下手をすると命の危険性もあるとても難しい技術です。

そんなアジャストですが、1回や2回やったからといって習得出来るものでもないのです。養成校のカリキュラムでは、基本的に全身をやりますが特に重要な部分を繰り返し行わないのです。だから覚えられません。

アジャストも大切ですが、アジャストに変わる技術をお伝えして次の日から生かすことの出来るものを提供することがセミナーで出来ます。

カイロプラクティックは色んな方法がある

先程も話しましたが、カイロプラクティック=アジャストではありません。実はカイロプラクティックには2つの手法があります。背骨だけを触る「ストレートカイロ」と背骨だけでなく、全身をマッサージしたり関節を動かすモビリゼーションを取り入れる「ミックスカイロ」に分けることが出来ます。

当セミナーでは、ミックスカイロになります。背骨や骨盤をアジャストする方法や、肩関節、股関節、膝関節といった部分に対してのモビリゼーション。上肢、下肢のマッサージ法を組み合わせたものを受講することが出来るので、アジャストに頼らない技術を習得出来ます。

カイロプラクティックはロベットブラザーを基に施術する

ロベットブラザーチャートというものがあるのですが、この表を基に施術を行います。

robet

例えば、頚椎の1番2番に問題が出ているとします。上記のロベットブラザーチャートを見ると、腰椎の5番(頚椎1番)と腰椎の4番(頚椎2番)が括られているのがわかりますよね?

実はこのように、繋がりがあるとされています。頚椎の1番2番が原因で寝違えを引き起こしているとしたら、腰椎の4番5番に正しいアプローチが出来れば改善するということです。

急性痛のような、寝違えやぎっくり腰の場合は特に患部を強い刺激を与えることは少ないと思います。鍼灸師のように消炎沈痛作用を狙って施術をすれば別ですが、患部を触らなくても繋がっている部分(ロベットブラザーチャート)をアジャスト・モビリゼーション・マッサージなどで刺激すればいいのです。

カイロプラクティックを行う上での考え方

カイロプラクティック=アジャスト(矯正)ではないという話は何度かしましたが、どうしてもアジャストにこだわる先生が多いことも事実です。見た目や患者さんに与える印象が違いますもんね。

でも、もしアジャスト(矯正)を苦手としている人が来院されたらどう対応しますか?せっかくこだわってアジャストを練習してきたのに、生かせない…頭の中がパニックになってしまうでしょう。

そのように、困らないようにするためには「治るなら手法は関係ない」という考え方が必要です。あなたは、「アジャストをしたいのですか?」それとも「目の前の患者さんを治したいのですか?」。おそらく後者じゃないですか?

そしたら別にアジャストにこだわる必要は無いのです。モビリゼーションやマッサージでアジャストと同じような効果を出せれば問題ないのです。

カイロプラクティック・治療の理論を確立

臨床に立っていると、どうしても目の前の患者さんを診て困ってしまうことってありますよね?

どうして困ってしまうのかというと、理論が確立していないことは勿論ですが、自分自身で「出来るもの」と「出来ないもの」が区別できていないのです。

理論とは、先程のロベットブラザーチャートや解剖生理学、運動学など沢山ありますが、これらを基に土台となる部分です。ここが確立していないから、迷ってしまうのです。いくら素晴らしい技術があってもこの部分を疎かにすると、痛い目に遭います。

そうならない為に「痛みのセンサー」や「圧電現象」といった部分を学び臨床に生かすことが出来るので、もう迷うというものが無くなります。

まとめ

学ぶなら現役のD.C.から教わる

アジャストはすぐに習得できない

治るなら何でもいい

理論を確立して迷わなく出来る

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